本格的なプロの占い師というと、どんな働き方を想像しますか?
多くの方が、「○○の母」だとか、占いの館だとか、いわゆる相談者と占い師が対峙して鑑定を行う占いを想像されるかもしれません。
でも占い師には直接会って鑑定を行う対面占いだけではなく、電話占いやメール占い、チャット占いなど、実に様々な働き方があるんです。
今回はその中から「対面占い」と「電話占い」を比較してご紹介していきたいと思います。
対面占い
相談内容
対面占いでは、手相を見て欲しい、写真で占って欲しいという内容から、恋愛の相談、仕事の相談、カップルや友人同士で来店して、二人の相性を占ってもらいたい、それぞれの将来を見てもらいたい、という鑑定まで様々です。
占い館に行ったことがある方はわかるかもしれませんが、仕切りが分厚いカーテンしかない場合があります。お客さんも占い師もあまり大きな声で話すことはないのと、それぞれ自分の鑑定に集中していて周りの声は気にならない、という場合も多いのですが、どうしても人の気配が気になって、深いところまでは聞けなかった、という方もいます。
占い師のオーラに気圧されて緊張してうまく話せなかったという方、逆に顔を見て鑑定してもらったことで安心できた、タロットカードの意味など、視覚的に見ることができたので分かりやすいという声もあります。
占い師
お客さんの顔や姿を見ながら鑑定することができるので、声や言葉による情報以外からも判断することができます。
ただ占い鑑定においては雰囲気作りもとても大切で、極端なことを言うと、パジャマの占い師に占ってもらいたい、とわざわざ地方から来る方はいませんよね?占い師は相談者だけではなく、自分の身なりや鑑定場所の雰囲気作りにも気を遣う必要があります。また自宅に開業するのではなく占い館などに在籍する場合は、そこまで通勤しなくてはなりません。
電話占い
相談内容
電話占いは誰でもどこからでもすぐに占えることで、例えば「彼から連絡は来ますか?」や「来週までに会えますか?」など、短時間でサクっと占ってもらいたいという内容の相談が多く寄せられているようです。
またその一方、占い師と顔を合わせなくて良かったり、占い師の元に出向かなくて良い、場所を選べば誰にも聞かれることがない、という匿名性の高さから、不倫や浮気などといった複雑な恋愛に関する相談も多いと言われています。
お互いに言葉のみのやり取りなので、会話や鑑定内容をわかりやすく説明するなどのスキルは求められますが、顔が見えないからこそ相談者の本音を引き出すことができるかもしれませんし、そのおかげで占いの精度を上げるることもできるかもしれません。
占い師
電話さえあればどこにいても占うことができる、という点で利便性が高く、主婦の方がスキマ時間に行うことができたり、昼間は会社で働いて、夜に副業として電話占い師を選ぶという方も多くいます。もちろんパジャマを着ていても相談者には見えません。ただ、きちんとした環境で占うことができないと、意外と相手に伝わってしまいます。鑑定を行う場所は静かな場所を選んだり、自分が占いに集中できる身なりでいることが大切です。
特に自宅にいるとリラックスしてしまいがちですが、鑑定を行う時はきちんとオン・オフを切り替えられるようにしましょう。